マッチメイキング
理想のマッチメイキングは、同時に対戦待ちに入ったまったく同じMMRのプレイヤー10人が、それぞれ異なる得意ポジションに1人ずつ収まることです。
しかし、現実はそれほど甘くありません。
そこでこのゲームでは、皆さんが対戦待ちに入るたびに、以下の3要素のバランスを取りつつマッチメイキングをするようになっています。
- 試合の公平性
- ポジション設定
- 待ち時間の長さ
試合の公平性
マッチメイカー側にとって「公平な」試合とは、「どちらのチームも勝つ確率が50%(誤差+/-1%)になっている」試合のことです。それを成立させるため、平均MMRがおおよそ同じチーム同士で試合が組まれるようになっています。
ポジション設定
ランクの対戦待ちに入る前に、各プレイヤーは(真の英雄として「どこでも」を選ばない限り)自分が希望するポジションを2つ選びます。マッチメイキングの際は、ここで選んだ「メイン」ポジションが常に最優先されますが、状況によっては第二希望の「サブ」ポジションが適用される場合もあります。
とはいえ、必ずしも希望したポジションのどちらかを担当できるわけではありません。当人のスキル帯でチームが編成しきれなかった場合、どこでもオプションが適用されることがあります。これは主に、対戦待ちをしているプレイヤーの中で特定のポジションが足りず、待ち時間が長くなり過ぎた場合に発生します。とはいえ、あくまで皆さんに早くロビーから出て試合をプレイしてもらうための「最終手段」として用意されているものです。
待ち時間の長さ
公平な試合を組むことはLoLにおける最優先事項のひとつですが、その一方でプレイヤーの皆さんの時間的な都合や、長く待たされることへの不快感についても認識しています。皆さんは試合をプレイしたいのであって、待ちたいわけではないのですから。
待ち時間が長くなっている場合、それは「ちょうどいい対戦相手が見つからなくて、システムが困っている」ということです。待ち時間が長くなるほど、マッチメイキングシステムはプレイヤー間のMMRの許容範囲から逸脱したり、ポジションを他の誰かと入れ替えたりすることが増えていきます。ですが、その際もできるだけ公平な試合になるよう努めています。
ランク上昇中インジケーター
自分がプラチナなのにシルバーのプレイヤーとマッチングされるなど、チームメイトが自分より低いティアにいる場合、最初は落ち込むかもしれません。しかし、これは必ずしもパフォーマンスが低いことを意味するわけではありません。ランクリセット後、ランクが上がり始めたばかりの段階である可能性があり、表示ランクが実力に追いついていないだけであって、実際は同じロビーにいるのにふさわしいプレイヤーかもしれません。
ランク上昇中インジケーターを使用すると、ロード画面で各プレイヤーの最近のパフォーマンスを小さなプレビューで確認できるため、ランクアップ途中の有望なプレイヤーとチームを組んでいるかどうかを把握しやすくなります。
マッチメイキング上の課題
「公平性」、「希望どおりのポジション」、そして「マッチメイキングの早さ」を実現できるよう、私たちも尽力してはいますが、以下のような要因がそれを妨げています。
- ピークの時間帯以外の試合(候補となるプレイヤーが少ない)
- プレイヤー間のMMRに大きな差があるグループ(チームの強さを揃えて試合を組むのが難しい)
- 特定ポジションの不足(一部のプレイヤーに、どこでもオプションが適用されてしまう可能性が出てくる)
こういったバランスの偏りを余儀なくされる事象すべてが、マッチメイカーにとって懸念材料となっているのです。
それに加えて、公平な試合のはずなのにバランスが悪く感じられてしまう、「目に見えない要因」が存在する場合もあります。
- 一部のプレイヤーがメイン以外のポジションの練習をしている
- 一部のプレイヤーが不慣れなチャンピオンの練習をしている
- 他のレーンは対等な組み合わせだが、ひとつのレーンだけアンバランスな組み合わせになってしまっている
- 序盤の数キルが原因で、相手チームに圧倒的な差をつけられている
- たまたま酷い試合に当たってしまっただけ!
- チームのプレイスタイルが、相手チームと上手く噛み合っていないだけ
とはいえ、こういった問題は相手チームにも等しく発生しうるものです。とにかく試合に集中して、常にベストを尽くしましょう!特に自分より強い相手と当たった場合は踏ん張りどころです。
高ランクの対戦相手
試合が不公平に感じられるのと、実際に自分より数ディビジョン(もしくはティア1つ分)上のプレイヤーと当たってしまうのは、また別の問題です。
しかし、これについては正当な理由が存在します。
あなたが勝利を重ねている
自分よりランクの高い相手と頻繁に当たるようになった場合、もしかしたらマッチメイカーが、「あなたはもっと上のランクに行くべき存在だ」と認識し始めたのかもしれません。連勝を重ねていけば、さらにディビジョンが離れた上位プレイヤーと当たる可能性も出てきます!
対戦相手が負け続けている
悲しいことに、バランスというのは両方向に作用するものです。負けが込んでいるプレイヤーに対して、マッチメイカーは逆にランクの低い相手を当てることで、そのプレイヤーに相応しいランクを探ろうとします。
チーム内に大きなランク差が存在する
両チームの平均MMRについてはほぼ同じになるようになっていますが、実力が近い5人が集まったチームと、ランクがバラバラの5人が集まったチームの対戦では、公平性の担保はさらに難しくなります。ですが幸い、フレックスキューのプリメイドグループ以外で、こういった状況はほとんど起きません。
とはいえ、(例えばブロンズIVとシルバーIなど)ランク差の大きいプレイヤー2人がグループを組んだ場合、ソロ/デュオキューでも同様の状況になる可能性はあります。ですが、どうかご安心を。皆さんには相手側にはない強力な武器があるのです。そう──「友情パワー」が!
…と冗談めかしていますが、嘘ではありません。デュオキューのシステムを逆手に取れば、戦略と協力、そしてコミュニケーションの力で試合を有利に進めることもできるのです。
どこでもオプション
試合で自分の選択していないポジションを割り当てられた場合、それは「どこでもオプション」が適用されたということです。このオプションはマッチメイキングの際、どれか1つのポジションに希望者が少ないと発生します。どこでもオプションは、どのポジションにも発生する可能性があります。どこでもオプションの狙いは、マッチメイキングの公平性を保ちつつ、対戦待ち時間が長くなりすぎないようにすることです。
どこでもオプションの減らし方
最初にお断りしておきますが、どこでもオプションを完全に回避する方法はありません。
そのためプレイヤーの皆さんには、各ポジションで少なくとも1体のチャンピオンを使えるよう、普段から慣れておくことを推奨しています。これについては、より広い観点から考えても意義のあることと言えるでしょう。例えば、「スマイト」を選び忘れた経験があるプレイヤーなら、同じ失敗をした味方のジャングラーを責めることも減るはずです。
どこでもオプションに対処する第二の方法は、運を天に任せて、時々「どこでも」か「どこでもオプション適用外」のポジションを選ぶことです。人気のあるポジションは地域や時期によって異なるため、どのポジションが「どこでも」として適用されるか明言することはできません。とはいえ、手がないわけではありません!対戦待ちを始めたら、希望しているポジションに以下のメッセージが出ていないかチェックしてみましょう!
このメッセージが表示されているポジションは、希望者が少ないということです。つまり、このポジションを選択すれば、あなたは希望しているポジションのどちらかで確実にプレイできるのです。これはサモナーズリフトに調和をもたらす手助けにもなります!
このメッセージが表示されているポジションは人気が高いため、このポジションを選択すると、どこでもオプションが適用される可能性があります。人気の代償というものです!
選択したポジションに関わらず、最近どこでもオプションでポジションが決定された試合を回避したため、次の試合でどこでもオプションが適用されます。頑張ってください!
- どこでもオプションが使用されたロビーを誰かが退出した場合でも、どこでもオプションは引き継がれます。諦めずに頑張りましょう。あなたならできるはずです!
どこでもオプションが有効になるのは、どこかのポジションでプレイヤーが極端に不足しているときだけです。あなたが「どこでも」を選択する度に、他のプレイヤーの負担は軽減され、どこでもオプションが彼らに対して適用される可能性は低くなります。ひいてはチームメイトの誰かが、最も苦手なポジションを引いてしまうのを防ぐことにも繋がります。誰にも知られることはありませんが、間違いなく「英雄的な行為」と言えるでしょう。最後に、希望ポジション以外でマッチングした場合、その後の数試合は必ず第一希望または第二希望のポジションに割り当てられます。
武勇のイージス
これは、どこでもオプションでマッチングしたプレイヤーをサポートするための仕組みです。「武勇のイージス」が有効な状態でどこでもオプションでプレイすると、勝利した場合はLPが2倍になります。
「武勇のイージス」はどこでもオプションが適用された対戦で有効になります。ただし、ランク(フレックス)で5人のグループを組んでプレイした場合、「武勇のイージス」は適用されません。さらに、プレイヤーの皆さんにはフェアプレイの精神で全力を尽くしていただくことを期待しています。そのため、以下の行為が確認された場合は、「武勇のイージス」による恩恵が失われます。
- チャンピオン選択中に自動的に割り当てられたロールを交換した場合
- AFKなどの迷惑行為を行った結果としてペナルティが科された場合
「どこでもオプション適用可」のインジケーターが表示されている場合は、次の試合でどこでもオプションが適用される可能性があり、獲得できる武勇のイージスの恩恵の詳細も表示されます。「どこでもオプション引き継ぎ」インジケーターが表示されている場合は、次の試合でどこでもオプションが確実に適用されます。
サポートやジャングルといった優先ロールでプレイしている、あるいはロール選択で「なんでも」を選んでいる縁の下の力持ちであるプレイヤーの皆さんも、「武勇のイージス」の恩恵を受けられる可能性があります!優先ロールでは、「武勇のイージス」を得られる確率は、どこでもオプションが適用される確率とほぼ同じです。ただし、対戦待ちの際にはポップアップ通知は表示されません(試合後には結果が表示されます)。
最後に、いくつか注意点です。
- マスターティア以上では、どこでもオプションの試合を回避すると敗北扱いとなります。苦労して獲得したLPやMMRを失う前に、よく考えてから決断しましょう。
- /remakeが成立した試合も、武勇のイージスを含め、どこでもオプションが免除された試合としてカウントされますので、ご了承ください。
- 「武勇のイージス」は不定期に発生するボーナスであり、どこでもオプションや優先ロールでのプレイ時に毎回付与されるわけではありません。自動的に与えられる権利ではなく、ランクを上げるための特別な機会だとお考えください。
その他のランク関連情報
ランクシステムに関するその他の疑問については、こちらのランク戦FAQでご確認ください。
